【なんだか生きづらい】性格変更よりソマティック観点から3つの提案

なぜだかよくわからないけど、どっから湧いてくるんだ?この生きづらさ。

言いようのない孤独感や寂しさ、不安に押しつぶされそうになる。

かといって誰かに甘えたり、助けてって言いづらいし人と繋がるのも苦手だし。

誰かとつながったとしても、見捨てられ不安も半端ないよ。😭

アルコールや買い物依存もやめられないし。

そういやずっと偏頭痛持ちで胃腸の調子が最悪だな・・・

 

思い当たる節がある?

生きづらさとソマティックの観点からの提案も含めて、記事にまとめてみたよ。

 

生きづらさは自己責任じゃないよ

「生きづらい」っていったら、「自己責任」みたいなこと言われたことない?

 

  • 性格が悪いからだよ
  • ネガティブ思考だしね
  • もっと自分からより良い方向へ行動したら?

 

こんなこと言われたことないかな?

傷つくよね😭

 

私は性格は個性だと思っているから、変える必要はないし、むしろ尊重して欲しいよ!

 

そうは言っても自分が受け入れられない性格の部分は、あったりする。

でも、変えようとしても変えられない。

生きづらいと感じたり苦しかったりするよねぇ。

思考や行動を変えると生きづらさは無くなるの?

考え方を変えたり行動を変えると、生きづらさが無くなる部分もあるよね。

例えば、職場で間違いを指摘された時、

 

タマオ

Sunnyさんって、仕事早いですが時々抜けてますよね。

 

なんて同僚のタマオから言われた時に、

 

A: 自分に対する個人攻撃と捉える?

B: 単なるタマオの意見・感想と捉える?

 

Aと捉える人は、発狂ものだよね?😂

 

シンドイ方に考えてしまう「考え方のクセ」を変えていったら、楽になる部分確かにある。

それもわかる!

わかるんだけど、中々気がついても変えるの難しいし、どうやっていいかわかんない。

時間がかかるし、めんどくさいよ💧

 

そんな人は、ソマティック(身体)の気づきから、改善できないか探求するのはどうかな?

 

あなたの使っている神経基盤はどんな感じ?

さっき、同僚のタマオに言われたことが「自分に対する個人攻撃」と捉えた人いる?

どうしてそうなったかな?

 

人によってはね、何気ない他人からの一言が「脅威」と捉える神経系になっていることがあるんだよ。😭

 

どっかで学習してきた結果だよ。

神経基盤は発達の段階で、出来上がってくる。

なので、幼い時期などに受けた大変な経験が、発達や学習の機会を妨げることがある。

それが、今に影響している場合があるよ。

「脅威」とみなすと身体の中で起こること

森の中でくまさんにうっかり遭遇したことを「脅威」と捉えて想像してみよう!

 

やべえ!

話し合ってみる?

逃げる?

闘う?

死んだふりしたら餌と思われない?

 

生き残りできる最善の方法を、瞬時に脳と神経系が判断するよ。

ここで言う「神経系」は自律神経系のこと。

生理学的状態を調整しながら、活動と休息をバランスよく提供してくれる。

 

脅威の程度によって、自律神経系の交感神経系や副交感神経系が超働くよ!

 

ざっくり言うと、

交感神経系は活動することで脅威に対応し、

副交感神経系は社会的交流や凍りつきによって対応する

 

通常はそれぞれの神経系が拮抗しながら、ストレス対処しているんだ。

けどデカすぎるストレスや、そもそも神経基盤が弱いと対処が難しくなるよ。

神経基盤が弱いって?

「神経基盤」って言葉は、ポリヴェーガル理論を提唱したポージェス博士が名付けたよ。

ポリヴェーガル理論ってよう分からんって人は、こっちの記事も参考に読んでみてね。

ボリヴェーガル理論と覚醒レベルの関係

 

自律神経系は自己調整や、他人との共同調整に超重要な役割を果たしているよ!

ポージェス博士は、「神経基盤」で重要な点は、次のように考えている。

健全な愛着と、それによって醸成される安全の感覚が、自律神経系の機能を健全に発達させる基礎

 

チョット飲み込みずらいかもだけど、、

 

「神経基盤が弱い」と言うのは、

生まれてから数年のうちに、神経系が発達する機会が得られなかった場合は弱くなる。

 

例えば、

養育者の不適切な関わり、

子どもの行動を極端に制限したりコントロールしたり、

家族内の葛藤や、

長期間の入退院

 

などまだ色々あるけど、これらが健全な愛着形成の機会を失うこともあるよ。

 

でもね、必ずしも原因がわからなかったりすることもあるから、難しいよね。。

考え方としては、

必要な時期に必要な発達がないと、その後の人生でなんらか影響が出てくることがある

ってこと。

 

神経基盤と防衛的適応反応

なぜかって?

ストレス対応するための反応が、神経生理学的反応において形成される部分があるから。

自分を守るための防衛的適応反応が、本人のコントロールを超えてしまうことがあるよ。

 

神経基盤が健全に発達できていたら、社会交流の文脈から繋がったり人に助けを求めたりができる。

それがうまくできないと、自分でなんとかしなきゃ!って、脅威に対するなんらかの防衛的反応がでる。

活動的な交感神経系が、オンになりっぱなしの状態。⚠️

 

本人の過覚醒状態で、周りの人の反応も防衛的になってしまったり。

他人との関わりから、孤立や分離をもたらす結果になる。😢

 

ますます適切な、自己調整や感情調整を他人から学ぶ機会もなくなり・・・

不安定な神経基盤のマシンを積んでる中、人と関わる社会的な交流が難しくなってくる。

 

人が怖くなったり、

一緒にいてても安全感覚が持てない

自分は周りの人から攻撃されている

ちょっとのストレスで、過剰に反応しちゃう😭

 

本来人生を楽しんだり何かを創造したりするエネルギーや時間を、振り分けるのが少なくなる。

人生を十分に生き、成長する能力、行動する制限が出たりする。

生きづらくなってくるよね・・・

なんとなく生きづらいところから脱出する3つの提案

自己調整ができるようになると、ストレスも楽々対応できそうだよね?

でも、いきなりは無理なんだ。。

ちょっとずつちょっとずつの亀さん🐢の歩みレベルでも、やって行こうよ!

きっと楽になるよ。

 

1)ストレス対処範囲内の環境に変更する

外界からのストレスから、自分を守るって事も大事だよ!

ソマティックの観点では、神経系への刺激が多い環境を少なく整えていくってこと。

 

環境調整が自らの力ではどうにも望めないなら、生活環境自体を変えるってのも選択肢になるね。

 

どんなに自分がストレス対処能力を磨いても、、

 

ブラック企業で働いていたら、待遇も人間関係も最悪すぎてどうにもならん!!

家に帰ったら、いっつも不機嫌で怒っている人がいる。

イジメを訴えても、大人や友達の対応がクソみたいでやってらんねー。

ってこともあると思う。

 

転職したり

転校したり

親と離れて一人暮らしを始める

シェルターに逃げる

 

自分ができるところから、ちょっとずつ変えていってみようよ。

 

2)ストレスに影響されにくい自分を育てていく

内側の調整としては、まずは自分はストレスに影響されやすいって事を認める。

その上で、どういったときにどんな反応が出るんだろう?

ってログをつけていくのもいいよ。

 

自分の対処が苦手なことは、極力やめてみる。

過剰な刺激を減らしたり、取り去ったりする。

 

無理して頑張ろうと思っても、しんどくなるから長くは続かないしね。

反応する前に、イマココの時点で他の選択ができないかみてみようよ。

 

まずは自分でできる範囲で、ほんのちょっとずつ取り組んでみる。

 

自分の内部の感覚についての、気づきを育てていくのも有効だよ。

別の記事も参考にしてね。

内受容感覚で私とつながる、世界とつながる

 

3)トラウマのトゲを抜いてみる!

みんな、生きてきた年数自前の神経系を使ってきたよね?

だから自分では当たり前過ぎて、根本原因がわからないことがあるよ!!

 

無意識、またはうすらボンヤリ、幼少期の体験に関係しているかも?

もしかすると、あの時のショックトラウマって、何か影響しているのかな??

て思うかもだけど、因果関係があるかはわからないよね😰

 

表面的には、なんらかの心理・感情的な問題を抱えていたり、身体症状となって現れてる。

例えば人と繋がることでは、難しさや繋がろうとする、繋がると防衛的反応が出て困っている。

 

不安になる

圧倒されそうになる

うつっぽくなる

訳もなく苛立つ

逃げたくなる

頭が痛くなる、、

 

など、悩まされてきていることないかな?

 

健康問題の背景には、問題の根本となるトラウマへのアプローチが必要なこともあるよ!

トラウマの影響が、多く身体的なものに残っていたら?

ソマティックからトラウマ解放をした後の生活の質が、どう改善されるかでわかるよね?

土台を整えていく、大きな一歩になるんだよ。

さいごに

コロナで制限の強いられた環境下で生きるのも、なんだか生きづらいことの一つだね😅

家にいる時間が増えて、自分と向き合う時間が嫌でも増えてない?

 

今まで抱えて気がついていたけど、、

「なんとなく生きづらい」ってところに、ソマティックの観点で取り組んでみたらどうかな?

 

チョットずつで大丈夫だよ!